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プーシキン美術館展

東京・上野の東京都美術館「プーシキン美術館展」に行ってきた。
最近はテロなど世界が不穏なので生きている間に
プーシキン美術館には行かないだろうと思っていたから、一年前から楽しみにしていた。
私が一番見たかったのがピカソ「アルルカンと女友達(サルタンバンク)」で、
ピカソ好きの私にとって、色々な作品を美術館で見てきたが、
「アルルカンと女友達(サルタンバンク)」の本物を見る機会がやっと訪れた。d0016085_0244860.jpg
今から24年前、ニューヨーク近代美術館で
ピカソの「ゲルニカ」を初めて見た時、ものすごい衝撃を受け、
作品の前から動けなくなり、
2時間ほど立ったり、座ったり、近づいたり、離れたりして見ていた。
それまで、ピカソの絵は名前だけと興味はあまりなかった。
しかし絵画がこれほど訴えかけてきた事は初めてで、パニックに陥った。
その間観賞していたのは私一人だったと記憶している。
私が見てから一週間後にゲルニカはスペインに返還されたから、
運命的な出会いだったんだなあと、今でも昨日のように覚えている。


初日の美術館は人で込み合い、
やっと目的のピカソにたどり着いたが
人に押されゆっくり見る事はできなかった。
でも黒い輪郭線で色面を囲んだ描き方は力強く、印象的だった。
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他にもルノワール「黒い服の娘たち」は想像以上にきれいで見とれてしまった。
マティスの「金魚」、モネの「白い睡蓮」、ゴッホの「刑務所の中庭」、
ドガの「写真スタジオでポーズする踊り子」など名だたる名作を観賞して満足の一日。

帰り際に上野駅のコンコースに高さ約3メートルの
「植物を使って自分なりの絵画を描いた」という
華道家の假屋崎省吾の作品があったので
ちょっと寄り道して、芸術の秋を満喫。d0016085_033191.jpg
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by light_cahill | 2005-10-23 00:32 | ART
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