Drag-Free Drifts

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スーパーハッチ

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雲洞庵を後にして、魚野川と登川の合流付近より川を見ながら上流へ移動。登川は堰堤続きの河川で魚の付きそうなポイントが結構あります。しかし、登川はフライマンが毎日押し寄せるメジャー河川で試験的なキャッチアンドリリース区間が出来たばかりで、フィッシングプレッシャーが多く、魚は出てくれるか心配でした。写真の尺イワナは5時30分ころ落ち込みの水深のあるプールで何度もトレースしてたら、急角度に#12のエクステンドカディスフライめがけて突進してきました。ダブルハンドからシングルロッド4番にもちかえ、ティペットを7Xにしていたので多少走られ慌てましたが無事ランディング。
雲洞庵でお参りして来たご利益があったようです。
その後上流に移動するがフライマンが数十人、各堰堤に入っていたのでかなり上流に入り6時30分。太陽は山陰に入り川の上空にはカゲロウが3種類ほど乱舞しはじめ、川の中ではライズが始まりました。最初はカゲロウパターンのダンを結んでいたのですが、無視されたので、ピューパパターンにチェンジ。25cmくらいのイワナが2尾釣れましたが、7時00分頃にはさらに3種類ほどカディスなどのハッチが増えて、まるで川の上空が黒く覆われるような複合ハッチになりました。先ほどまでのピューパも釣れなくなり、必殺のウエット「#16ソフトハックル」をちょっとアクションを加えて水面下をスイングさせるとまた釣れだしました。今まではアダルトにコダワリすぎて釣れないライズをいやと言うほど経験してますが、やっぱり水面直下はライズの釣りで釣れます。阿寒湖のユスリカピューパ、ソフトハックルの釣りが役に立ちました。7時30分過ぎに薄暗くなりハッチも少なくなるとライズも終了しましたが、この時期にしか味合えないライズの釣りは最高でした。
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by light_cahill | 2005-06-26 16:22 | flyfishing

阿寒湖釣行 #5

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6月7日(火曜日)午後4時に漁協前から友人ら5人で大島に向かう。東から西への風が吹いているので、大島の西側が風裏になりユスリカのハッチがかなり期待できそうである。大島に着くとやはり風裏になっていて湖面も凪いでいていい雰囲気。樹木にはアダルトが相当数舞っているが例年に比べるとまだまだの量である。山陰に陽が落ちて30分ほどがイブニングの時間なので、それまでストリーマやソフトハックルをインターミディエイトラインでリトリーブするが、1時間なんの反応もないまま時間だけが過ぎてゆく。まだ群れが来ていないのか、そうこうしていると天候が急変し風向きが変わり湖面も波立ち、気温が一気に下がって来た。もうすぐ良い時間になろうという時に最悪である。
しばらく体が冷えるのを押さえるため上陸して様子をみていたが一向に回復しない。陽も山に入り、後30分しか時間は残っていなかったので再び立ちこんでフローティングラインにCDCユスリカピューパにモノフィラで水面下4cmにぶら下がるオリジナルパターンを試してみることに。
友人に何度かライズが来ていたので水面を凝視してライズを読み、キャストして多少スローリトリーブで誘うと波間からフライにヘッドアンドテイルでアメマスが襲いかかった。それは今思い出してもスローモーションのように眼に焼き付いているが、自分でも不思議なくらい冷静に合わせを入れていた。ズンと重みがロッドに乗りしばし左右に走られたがすぐにランディングできた。サイズは54cmのアメマスであったが大島には毎年渡船しているけど40cm台の小さめの群れにしか遭遇したことがなかったので、今回は大型の群れの回遊に当たったようである。その後フライが見えなくなってしまったが迎えの船が来るまでキャストを繰り返し続け、アタリはあるもののフッキングは出来ずその日は終了。
今回の阿寒湖の釣行で一番印象に残ったピューパの釣りであったが、阿寒湖にくる前にピューパを補食するなら水面下が魚にとっては一番食べやすいと想像して、いくつかの水面下バージョンを試作して望み、狙いが当たったのがうれしかった。それに水面が荒れていたので水面下のフライが発見されやすく効いたのだと思う。
今回の短い阿寒湖釣行は季節の遅れで魚が少なく、この記事を書いているころが一番いい時期になっていると思われるが、なんとか数尾のアメマスが釣れたことに感謝である。来年もまた訪れる日を楽しみに。
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by light_cahill | 2005-06-14 23:46 | flyfishing

阿寒湖釣行 #4

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6月7日(火曜日)今日も目覚ましが3時に鳴り響き、2回目のコールで起床。毎年のことではあるが、阿寒湖に来るとこの時間に起きる習慣ができてしまった。着替えてポイントに行ってみるとすでにフライマンが2名とルアーマンが1名キャストしているではないか、君たち何時にきたの?!後で聞いたら2時30分に到着してたらしい。参りました。
今日はすごい霧で時には3メートル先が見えなくなる。先行者さんに挨拶して隙間にいれてもらったら、先行者のフライマンがストリーマで一尾釣り上げる。しばらくするとルアーマンが一尾釣っていた。私はというと風は微風、産卵して流されたと思われるワカサギが数尾みえたので、フローティングワカサギにこだわったのですがライズがたまにあるが遠くてキャスティングしても届かない距離ばかり。例年であればこの時間産卵を終えたワカサギが帯になって流れ、駆け上がりを回遊してくるアメマスがあちこちでドカン、ドカンとライズするのである。それもネイティブの完璧な魚体の50cm台がアベレージだから、釣っている人間もエキサイトしてしまうというドライフライの釣りで一度経験してしまうと病み付きになるのです。
霧も4時30分頃には薄れてきて雄阿寒岳に陽が昇りかけた頃、私のフライに50cmオーバーと思われるアメマスがライズしたので合わせると、タイミングが合わずフライは私の5メートル手前に来てしまったが、それを追いかけて来ていたのかまたもや全身を踊らせてライズ。それもまだワカサギを食べ慣れてないのか空振り、またキャストして打ち返すとまたライズしたがヘッド&テイルでそばを通り過ぎた。3回目はフライを見切られたようだった残念。
昨日までの風で湖の水が対流したのか水温が12度まで上がったし、気温も上昇して天気は快晴になりそうである。食事に戻り、9時過ぎにポイントに戻ると東から西に抜ける良い風がふいていた。再びワカサギフライでキャスティングして一時間後、ライズが近づいてきたのでキャストすると小さなライズでフライが消えたので合わせるとフッと軽くなったのでダメだったんだとラインをたぐると、突然重みが伝わり魚が走りだした。フライを銜えて私の方に向かって来ていたのでした。ランディングすると52cmのアメマスで今日も釣れて幸せ。
同じ場所ばかりなので風景にも飽きたねと友人達と漁協にいって渡船の相談してみると快晴でこの時間から渡船しても釣れる場所は無いよと言われ、夕方大島でイブニングの時間に渡船することに。今日は暖かくなったので、ひょっとするとユスリカのハッチがきたいできそうです。
つづく
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by light_cahill | 2005-06-13 23:04 | flyfishing

阿寒湖釣行 #3

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6月6日(月曜日)午前3時に起床。しかし天気が悪いのか窓の外は真っ暗。眠いが朝の時間帯はチャンスなので、顔を洗って急いで支度。気温がかなり下がっているので、帝人テビロン(チョモランマ)をアンダーウエアで着込み、フリース、バブアースペイジャケットと室内ではちょっと汗ばむ。乾燥室でウエダーを着込んでいざポイントへ行ってみると3時30分すぎで一番乗り。だけど天気は昨日同様で小雨で、北風が吹き気温は8度。寒さのせいで、釣りに出ているのは早期に予約してきた本州のフィッシャーばかりで、これじゃ地元のフィッシャーは平日だしこないだろうなー。
ロッドとリールをセットして最初はフローティングワカサギ7cmを結んだのですが、ライズはほとんど無しなので、ストリーマにチェンジ。湖に立ちこむが風がすごくて湖面が波立ち、魚は居るのか?不安になる。とりあえずタイプ2シューティングラインをファーストキャストしてリトリーブするとすぐにグッと手元にあたりがきましたヤッタ!。ラインにテンションをかけてやり取りすると結構でかそうなので、慎重に無理せずロッドを操作。360度あちらこちらと走られてようやく無事ランディング!岸よりに移動して計測すると58cmのお腹がパンパンのアメマスでありました。遅れてきた友人達も驚き写真を撮ってもらったりしてリリース。3年間来ているなかでも58cmはわたしの最大魚でしたが、まさかファーストキャストで釣れるとは思ってもみませんでした。この一尾でプレッシャーから解放され今度はフローティングワカサギで次のアメマスを狙いに戻りました。その後4時過ぎには空も白み始めましたが相変わらず湖面は荒れています。友人が2回フローティングワカサギで合わせ切れしたので、しつこくキャストしていると浮かんでいるフライにガバっとアメマスが襲いかかりました。昨年はびっくりして大合わせして合わせ切れしてばかりだったので、冷静に竿先をちょっとあおって合わせをいれると手元にフッキングした手応えが伝わってきました。ランディングすると56cmあり、こんな荒れた天候でこんなラッキーがあっていいのだろうかと。
朝食の時間なので7時に戻り、温泉で暖まり9時ころから12時までの間に54cmを追加。夕方の時間にボッケに移動してイブニングにはユスリカのハッチを期待したのですが、またもや寒い風が吹き捲くりストリーマで高速リトリーブして42cmがやっと釣れました。私にしてはまずまずの、いや出来過ぎの釣果で締めくくりができたかな。
明日はどうなるかな?
つづく
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by light_cahill | 2005-06-12 22:21 | flyfishing

阿寒湖釣行 #2

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ホテルのチェックインがまだ出来なかったので、宅急便で送っておいたバッグを受け取りウクライナの美女セクシーナイトショーの会場を借りて急いで着替えてなんとか準備して、車に走る。
今回は出発前にインターネットなどで調べ、湖がダメなら阿寒川に行けるように#5-6のウェットロッドも準備してきていたのですが、北海道の川での釣りは初めてなので期待に胸膨らむ移動時間なのでした。川に到着すると、ルアーマンやフライマンが数名すでに釣りをしていました。我々は3人、3人で上流下流に別れて入渓しましたが、5分もしない間に杉坂さんはロッドをまげていました。流石です。私もウエットフライをドロッパーシステムでセットして釣り下ると、ググっとフライが流れにひったくられました。バットからロッドが弧を描き、最初は下流に走り今度は上流にと走られ、ラッキーなことにちょっと大物がきてしまったようです。ロッドを倒して岸よりに近づけると、流れに見えた姿は40cmアップのレインボートラウトで全然浮いてきません。弱るのを待っていると突然上流の岩盤のエグレに走りこまれ5Xティペットを切られました。痛恨のバラしに涙。北海道のレインボーは甘くないのでした。
その後釣り下って行くとここはというところでは、ウエットにあたりがありトラウトの反応はいいようでしたが、フッキングはしませんでした。2時間近く釣りをしたのですが周りを見ると私一人。小雨が降り続きなんだか不安に。ここは北海道、釣り人が多いので熊も遠慮して近づかない?なんてありえません。そそくさと戻ることに。帰りの道程では至る所倒木、蝦夷シカの白骨化した死体、毛皮の付いた死んだばかりと思われるものでいっぱいでいつしか小走りに。国立公園内なので自然のまま放置されているらしいのですが、本州では日光付近で遭遇して以来ですが数の多さに圧倒されました。4時に湖に戻ると北からの強風で湖面は三角波が出来、1時間ほどキャストしたのですが、風に負けて退散。温泉につかりおいしい食事をいただき夕方到着した友人たちと明日からの釣りの話で盛り上がり、いつしか夜の11時過ぎ!明日は湖に3時起床で一番乗りするため無理矢理の就寝。
つづく
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by light_cahill | 2005-06-11 11:28 | flyfishing

阿寒湖釣行#1

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6月5日(日曜日)羽田発8時55分のANA741便釧路行に搭乗し、一路北海道に向う。昨年は6月1日からだったのですが、最盛期に4〜5日ほど早かったのもあり今年はちょっと遅めにスケジュールを組んでの出発でしたが、仕事の都合もありチケットを購入するのが一週間を切っていたのでちょっと高めの運賃になり参ったな〜と後悔。10日前までならフィッシングツアーで3泊4日だと運賃宿泊費こみで5万円代で行けたのでこれから行かれる方はお早めにご予約を。
阿寒湖に行き始めて今年で3年目になりますが、東京から3時間ほどで行ける近さは車で普段釣りに行く時間よりも近いので疲れないのが何よりなのです。風景もなんだか北欧かカナダの湖にいるようで、頭のなかでENYAの曲を想像するといい感じでとても癒されるし、観光船まで薄目で見れば外国船に見えてくるのは私だけでしょうか。
今回も5月から一か月は阿寒でモンスターアメマスをつり上げニタニタした顔で記念撮影している自分を想像しながらフローティングワカサギ、ユスリカピューパ、ユスリカアダルト、ストリーマなどタイイング。ワカサギフライなどは昨年の教訓から半沈み水面下4cmバージョンをはじめ、ユスリカピューパも水面下3センチから6センチをただよう物まで用意してフライボックスをパンパンに!準備はばっちり。
釧路から阿寒湖に向かうと晴れていた天候が曇り、小雨に変化して阿寒湖に到着すると10度以下で吐く息が白い。フリースを着ないと寒いほどで雄阿寒岳の山頂には雪が残り、湖畔にはまだサクラが咲いてびっくり。3月解禁の蒲田川にいるような気候にちょっと不安になる。
ホテルエメラルドに昼過ぎにチェックインするとロビーで杉坂研治さんに偶然お会いしたので状況を聞いてみると、今年は2週間遅れていて寒くてワカサギも産卵に接岸していなく、ユスリカのハッチも遅れているのでダメですとのこと。先週から数グループ10数名が来てるけどストリーマを一日引っ張って全員で3尾釣れただけとのこと。今日も釣れないのでこれから阿寒川に行くとのことでした。お願いして川に便乗させていただくことになりました。
つづく
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by light_cahill | 2005-06-09 23:57 | flyfishing