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日光湯川でのリバー魚ッチングの帰り道。 いろは坂を降りながらまだ紅葉が見れそうな場所を考えていた。 昔何度も釣りに来ていた、神子内川ならまだ紅葉してるのではと、 足尾方面へと向かう。日足トンネルを抜け神子内川上流部を走るが、 すでに落葉していた。 5kmほど走ると徐々に紅葉が見え初め、 神子内橋付近で辛うじて紅葉の跡形のような風景が見れた。 ピークは過ぎていたものの、太陽の光で鮮やかなコントラストが美しい。 川は減水し、落ち葉が川を覆っているので魚は確認できなかった。 この辺は渡良瀬渓谷と言い、2両編成の古い鉄道が走っていてのどかな風景が 広がる、この辺から渡良瀬川と名を変えて桐生市(ライズの釣で有名になりましたが) へと川が流れている。 それから下流に降りて行くほど紅葉の色味は鮮やかさを増して、 草木湖近辺はピークを迎えていました。 道路沿いに洒落た建築物が見えてきた。 それは富弘美術館でした。 こんな機会でないと見れないなあと、観賞することにした。 星野富弘氏は不慮の事故で手足の自由を失いながらも、 口に絵筆をくわえて文章や水彩画を創作している。 この地がふるさとで美術館ができたらしい。 館内に入ると、円形の展示室がいくつもつながり 見ているうちに自分がどこにいるのか迷子になりそうである。 順路にしたがい歩いているともとのホールに戻れた。 健常者が手で描いてもここまで、人の心を打つ絵は描けない。 口で描いているなんて信じられない。 なにげない四季の自然を題材にしているのだが、心やすらぐ作品の数々でした。 ただ、最近流行の日光方面へのバス旅行のコースに入っているらしく、 10数台の団体が後から後から入場するので、大混雑だったのが残念。 平日が観賞のお薦めの美術館です。
by light_cahill
| 2005-11-22 01:13
| ART
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